お知らせ
#首振り #喉鳴らし #チック症 の漢方治療
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「首振り #喉鳴らし #チック症 の漢方治療」を公開しました!
首振り・喉鳴らしのチック症状が改善した12歳男の子の症例
コロナ休校をきっかけに始まったチックの症状
12歳の男の子は、2020年の春、新型コロナによる休校期間をきっかけに 首を振る動き が始まりました。
その後も
- 春休み
- 夏休み
- 冬休み
といった長期休暇に入るたびに、2〜3ヶ月間続くチック症状が繰り返し現れるようになっていました。
今回は初めて 首振り → 喉を鳴らす症状 に変化したことを心配したお母様が、漢方相談を決断されました。
病院の診断は受けておらず、おそらく チック症状 と考えられるケースでした。
市販のチック向け漢方薬も試しましたが全く効果がなかったとのことです。

チック専用漢方ではなく「体質改善」を選択
漢方相談では、症状そのものを抑える薬ではなく、
身体のバランスを整える体質改善の漢方薬 を処方しました。
チック症状の背後には
- 自律神経の過敏
- 心身の緊張
- 気の巡りの乱れ
- ストレス感受性の高さ
などが関わることが多く、
症状だけを抑えても根本改善にならないためです。

14日で大きな変化
服用から わずか14日 で症状はほとんど気にならない程度まで改善しました。
1ヶ月目には
- 朝の症状は完全に消失
- 昼〜夕方に少し出る程度
まで安定しました。
2ヶ月〜3ヶ月半で完全消失
2ヶ月目には、これまで必ず悪化していた 長期休みに入っても症状はほとんど出ず。
そして 3ヶ月半後には完全に症状が消えました。
お母様も「こんなに落ち着くとは思わなかった」と驚かれていたそうです。

症状が出る“パターン”を断ち切れたことが最大の成果
この症例が特に重要なのは、
毎回長期休みのたびに再発していた“パターン”が漢方治療によって完全に断ち切れたことです。
チック症状は
- 疲れ
- ストレス
- リズムの乱れ
などの影響を受けやすく、くり返しやすい傾向があります。
そのため、今回のように「体質改善」により根本的に治まるのは非常に価値のある結果です。

現代医学で診断がつかなくても改善する可能性
現代医学ではチック症の明確な原因や治療法が確立されておらず、
「経過観察」となることが多い症状です。
しかし漢方医学では、症状の背景にある
- 気の巡り
- 自律神経のバランス
- 体力の偏り
を丁寧に見極めるため、改善が期待できるケースが多くあります。
今回の症例は、
症状を抑えるのではなく、根本から整える漢方治療の魅力 を示す貴重な実例といえるでしょう。
西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


