お知らせ
細菌性膣炎の漢方症例
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「細菌性膣炎の漢方症例」を公開しました!
40歳女性の細菌性膣炎と頻尿が改善
漢方治療で体質から変わった驚きの症例
はじめに
細菌性膣炎や頻尿、膣のヒリヒリ感などの不快症状は、
病院で検査をしても原因がはっきりしないことが多く、
長年悩まされる方も少なくありません。
今回ご紹介する40歳女性の症例は、
婦人科・泌尿器科でも改善が見られなかった症状が
漢方治療によって根本から改善した貴重な事例です。

長年続いた膣の痛み・頻尿・不快感
患者さんは以下の症状に何年も悩まされていました。
- 膣のヒリヒリした痛み
- 排尿時の熱感
- 下腹部の違和感
- 頻尿
泌尿器科でCT検査・尿細胞診を受けても異常なし。
婦人科での膣洗浄や膣錠も効果がなく、
「どうして良くならないのか…」と不安が募っていました。

漢方相談で導かれた治療方針
オンラインでの漢方相談の結果、
- 細菌性膣炎専用の漢方薬(15日分)
- 体質改善のための漢方薬(30日分)
この2種類を併用して治療する方針となりました。
漢方では、膣炎の背景にある 体質の乱れ まで整えることを重視します。

服用開始から見えた改善の兆し
●10日目
- 病院で膣の状態が改善していると診断
- 夜の睡眠が良好に
●14日目
- ムズムズ感がほぼ消失
- 毎日快便に変化

●1か月後
- 生理周期が安定
- 生理前の吐き気が消失

●2か月後
- 性交痛が軽減
- 膣の乾燥が改善し潤いが戻る

体質改善の効果が全身に広がる
意外なことに、治療を続ける中で別の症状にも改善が見られました。
●6か月後
- 毎年つらかった花粉症が軽減
●8か月後
- 花粉症の薬がほとんど不要に

●10か月後
- 生理前の不調(PMS)が完全になくなる

患者さんは
「もっと早く相談すれば良かった」
と声を弾ませながら報告されました。
漢方治療が示す“根本改善”の力
今回の症例の特徴は、
膣炎だけでなく、体質改善によって複数の不調が同時に良くなった点
にあります。
細菌性膣炎は、再発しやすく慢性化しやすい疾患ですが、
漢方では身体全体のバランスを整えることで根本改善を目指します。

まとめ
長年改善しなかった膣のヒリヒリ感、性交痛、頻尿が
漢方治療により少しずつ改善し、
最終的には花粉症やPMSまで軽減した今回の症例。
この治療効果は、
漢方が全身を整える医学であること を改めて示しています。
西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか、漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


