お知らせ
東洋医学の営衛気血の仕組み
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「東洋医学の営衛気血の仕組み」を公開しました!
食べたものが「最強のバリア」に変わる瞬間
東洋医学が教えるエネルギーの不思議な旅
実は、あなたが今口にしたその食事が、
体を守る「最強のバリア」に瞬時に変わるとしたらどうでしょうか。

今日は東洋医学の視点から、
食べたものがどのように体を守るエネルギーへと変化していくのか、
その不思議な旅をご紹介します。

営・衛・気・血というエネルギーの地図
まず注目していただきたいのが、
営・衛・気・血(えい・え・き・けつ)
という言葉です。
これは、食べ物が体の中でどのように変化し、
どんな役割を持つかを示した“エネルギーの地図”のようなものです。
私たちが食べたものは、まず「地の気」として胃に入り、
次に小腸へと送られます。

小腸という名の“選別センター”
ここで非常に重要なのが小腸の働きです。
小腸は、食べ物を
- 体に必要な「精(栄養分)」
- 不要な「かす(老廃物)」
にきっちりと選別します。
そして選び抜かれた栄養分だけが、
体の運送センターである「脾(ひ)」へと集められるのです。

脾が生み出すエネルギーの変身
脾に集まった栄養は、
全身へと配られながら、さまざまなエネルギーへと姿を変えていきます。

外を守る「衛(え)」
衛は、体の外側を守るエネルギーです。
外敵や寒さ、ウイルスなどから身を守る、まさにバリアの役割を担います。
風邪をひきにくい体は、この衛気が充実している証拠です。

内を潤す「営(えい)」と「血(けつ)」
一方で営や血は、
体の内側を潤し、栄養を届ける穏やかなエネルギーです。
肌のツヤ、筋肉のハリ、思考力や集中力。
それらはすべて、このエネルギーが支えています。

津液と精 ― 生命の土台
さらに、体を潤す「津液(しんえき)」や、
生命力の源である「精」も、元をたどれば日々の食事から生み出されます。
つまり、私たちの体を構成する要素はすべて、
日々の食事が形を変えたものなのです。

食事は“バリア”であり“活力”そのもの
営・衛・気・血がスムーズに作られ、
全身を滞りなく巡ることで、私たちは健康を維持できます。
逆に言えば、食事の質や胃腸の働きが乱れれば、
バリアも弱くなり、活力も低下してしまいます。
毎日の食事は、単なる栄養補給ではありません。
あなたの「免疫」と「エネルギー」を直接作る源なのです。

西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


