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東洋医学のバリア「衛」の秘密
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「東洋医学のバリア「衛」の秘密」を公開しました!
肌荒れや風邪は「透明なバリア」の低下サインかもしれません

東洋医学が語る「衛(え)」の正体
最近、肌のツヤがなくなったり、すぐに風邪を引いたりしていませんか。
それは単なる疲れではなく、
体の中にある「透明なバリア」が薄くなっているサインかもしれません。
東洋医学では、このバリアの正体を「衛(え)」と呼びます。

「衛」とは何か
「衛」は、私たちが日々口にする食事や飲み物から作られる栄養エネルギーの一種です。
胃や脾で消化吸収された栄養が変化し、
体の外側を守るエネルギーへと姿を変えます。

血液の中を流れるのではなく、
皮膚や筋肉の間、内臓の膜の周囲を巡りながら、
霧のように全身を包み込んでいます。

まさに、目には見えない「防御シールド」です。

衛の三つの重要な働き
1. 温めと潤い
衛は体表を温め、筋肉や皮膚に潤いを与えます。
ツヤのある肌は、
衛が十分に巡っている証拠とも言えます。
逆に、乾燥や冷えが目立つときは、
このエネルギーが弱っている可能性があります。

2. 体温調整機能
衛は毛穴の開閉をコントロールし、
汗の量を調整します。
暑いときには汗を出して熱を逃がし、
寒いときには毛穴を閉じて体温を守ります。
いわば、体に備わった「エアコン機能」です。

3. 外敵を防ぐブロック機能
最も重要なのがこの働きです。
衛は、ウイルスや寒気といった外邪の侵入を防ぎます。
このバリアが弱ると、
- 風邪をひきやすい
- 肌荒れが続く
- 環境の変化に弱くなる
といった状態が現れやすくなります。

肌は防御力の鏡
東洋医学では、肌の状態は体内の防御力を映す鏡と考えます。
肌を整えることは、
単なる美容の問題ではありません。
それは「衛」を充実させ、
体全体の防御力を高めることと同じ意味を持ちます。
食事、睡眠、冷え対策。
これらの基本的な生活習慣こそが、
透明なバリアを厚くする最も確かな方法です。

西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


