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経絡の秘密
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「経絡の秘密」を公開しました!
不安やイライラの正体は「見えない渋滞」?
東洋医学が語る経絡というネットワーク
理由もなく不安になったり、
ちょっとしたことでイライラしたり。
その原因は、心の弱さではなく、
体の中にある「見えないネットワーク」の滞りかもしれません。
今日は東洋医学の根幹をなす概念、
「経絡(けいらく)」について解説します。

経絡とは何か
経絡とは、体内を巡る
- 「気」というエネルギー
- 「血」という栄養
の通り道です。

血管や神経のように目に見えるものではありませんが、
体を縦に走るメインルート「経脈」と、
それらを横につなぐ「絡脈」によって、
全身が網の目のように結ばれています。

内臓と体表をつなぐルート
経絡の最大の特徴は、
内臓と体の表面をダイレクトにつないでいること
です。

気や血がスムーズに流れていれば心身は安定しますが、
内臓に不調が生じると、その影響は経絡を通って
体表に現れます。
それが、
- 痛み
- コリ
- しびれ
- 違和感
といったサインです。

表面を整えれば内側も整う
逆に言えば、
体の表面にある経絡を整えることで、
内臓の働きを調整できるということです。
これが鍼灸治療の基本的な仕組みです。
表面の一点を刺激することで、
内側のバランスが変化するのは、
このネットワークが存在するからです。

心包経とストレスの関係
精神的ストレスと関係の深い経絡に、
「心包経(しんぽうけい)」があります。

このルートは腕の内側を通っています。
強い不安や心配が続くと、
このルート上に
- 汗ばみ
- しこり
- 張り感
といった反応が出ることがあります。

興味深いのは、
この腕の内側の緊張を丁寧にほぐすことで、
気持ちが落ち着くケースがあるという点です。
心と体は、一本のルートでつながっているのです。

十二経脈という守りの仕組み
経絡には主要な十二本のルートがあり、
さらにそれを補助する特別なルートも存在します。
これらは常に私たちの体を巡り、
内臓と感情、筋肉と精神を調和させています。
滞りがなければ、
心身は自然に安定します。

体の声を見逃さない
腕の違和感。
首の張り。
お腹の重さ。
それは単なる疲れではなく、
内臓や心からのメッセージかもしれません。
体の表面に現れるサインに目を向けること。
それが、心身のバランスを守る第一歩です。

西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


