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手少陽三焦経の走行と病候
「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「手少陽三焦経の走行と病候」を公開しました!
耳鳴りや薬指のしびれは同じ原因?
手少陽三焦経がつなぐ体のライン
原因不明の耳鳴りや、薬指のしびれ。
一見まったく関係なさそうなこれらの症状ですが、
実は同じ一本のラインの乱れが関係している可能性があります。

その正体が、東洋医学でいう
「手少陽三焦経(てしょうようさんしょうけい)」です。
この経絡は、全身の気や水分の流れを調整する、
非常に重要な役割を担っています。

手少陽三焦経のルート
手少陽三焦経は、薬指の先端からスタートします。
そこから
薬指
↓
手の甲
↓
腕の外側
↓
肩
へと上がっていきます。

さらに体の内側では
胸の中心
↓
横隔膜
↓
お腹
へとつながります。

そしてもう一つの重要なルートが
胸
↓
首
↓
耳の周り
↓
耳の中
↓
目の外側
へと巡っていきます。

つまり、指先から耳・目・体幹までをつなぐ広いネットワークなのです。
三焦経が乱れると現れる症状
この経絡の流れが滞ると、
ルートに沿ってさまざまな不調が現れます。
代表的なものは
・耳鳴り
・難聴
・喉の腫れや痛み
です。
これは、三焦経が耳や喉の近くを直接通っているためです。
顔・肩・腕に出るサイン
さらに症状は、顔や上半身にも広がります。
例えば
・目の外側の痛み
・頬の違和感
・肩や腕の外側の痛み
といった不調です。
これらはすべて、三焦経の通り道と一致しています。
薬指のしびれは重要なサイン
症状が進むと、
スタート地点である薬指にも変化が現れます。
・しびれ
・感覚の鈍さ
・動かしにくさ
といった状態です。
これは、経絡全体の流れが乱れているサインともいえます。
体は一本のラインでつながっている
東洋医学では、体はバラバラではなく、
経絡というネットワークで一つにつながっていると考えます。
耳の不調と指の違和感が同時に起こるとき、
それは偶然ではなく、同じラインからのメッセージかもしれません。
日々の体の変化に目を向けることで、
早めのケアにつながることもあります。
西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦(臨床歴20年)
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。


