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病因の第3、不内外因とは

「西漢方薬店 漢方チャンネル」に「病因の第3、不内外因とは」を公開しました!

見落とされがちな不調の原因――東洋医学の「不内外因」とは

病気の原因はストレスやウイルスだけ。
そう思っていませんか。

東洋医学では、それに加えて
もう一つ重要な原因があると考えます。

それが、不内外因(ふないがいいん)です。

今回は、日常生活と深く関わるこの考え方を解説します。

不内外因とは何か

東洋医学では、病気の原因を

  • 外因(気候など外からの影響)
  • 内因(感情の影響)
  • 不内外因(それ以外)

の3つに分けます。

このうち不内外因は、

生活習慣や行動そのものが原因になるもの

を指します。

つまり、

「自分の生活の積み重ねが体調に影響する」

という考え方です。

飲食不節――食事の乱れ

代表的なのが飲食不節です。

これは、

  • 暴飲暴食
  • 偏った食事
  • 食べ過ぎ・飲み過ぎ

といった状態です。

これらは、消化を担う脾胃(ひい)に負担をかけ、

  • 胃もたれ
  • 食欲不振
  • だるさ

といった不調につながります。

労逸過度――働きすぎも休みすぎも問題

次に重要なのが労逸過度です。

これは、

  • 働きすぎ(過労)
  • 動かなさすぎ(運動不足)

の両方を含みます。

どちらに偏っても、

気や血の巡りが悪くなる

と考えられています。

例えば、

  • 動かないと重だるい
  • 働きすぎると疲れが抜けない

といった状態は、この影響です。

房事過多――エネルギーの消耗

東洋医学では、過度な性生活も
体に負担をかけると考えます。

これを房事過多と呼びます。

過度になると、

  • 腰痛
  • 耳鳴り
  • 疲労感

といった症状が現れることがあります。

これは、体の根本的なエネルギーが
消耗するためとされています。

外傷――ケガや虫刺されも原因になる

不内外因には、外からの直接的なダメージも含まれます。

  • 切り傷
  • 打撲
  • 虫刺され

などの外傷です。

これらは単なるケガではなく、
体のバランスを崩す要因にもなります。

体内で生まれる病の原因

さらに、不内外因には
体の中で生まれる異常も含まれます。

代表的なものが、

  • 痰飲(余分な水分)
  • 瘀血(血の滞り)

です。

これらは、

  • めまい
  • しびれ
  • 同じ場所の痛み

といった症状の原因になります。

不内外因の本質

不内外因を一言でいうと、

「日常の積み重ねによる不調」

です。

  • 食事
  • 運動
  • 睡眠
  • 生活リズム

こうした日々の行動が、
少しずつ体に影響を与えます。

健康を守るために大切なこと

不内外因を防ぐために重要なのは、
特別なことではありません。

  • 食事のバランスを整える
  • 適度に体を動かす
  • しっかり休む

この基本を続けることが、
結果的に体を守ることにつながります。

まとめ

東洋医学では、不調の原因を

  • 外因
  • 内因
  • 不内外因

の3つに分けて考えます。

その中でも不内外因は、

私たちの生活そのものが原因になる領域

です。

何気ない習慣の積み重ねが、
体調に大きく影響する可能性があります。

日々の生活を少し見直すことが、
体を整える第一歩になるかもしれません。

西漢方薬店ではオンラインでの漢方相談をおこなっております。
自分の症状にどのような漢方薬が合っているか漢方の専門家にご相談ください。

この記事を書いた人

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 西 智彦(臨床歴20年)

西漢方薬店 漢方処方アドバイザー 
西 智彦(臨床歴20年)

鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持ち、学術発表症例発表実績として第24回経絡治療学会学術大会東京大会『肝虚寒証の症例腰痛症』等、また伝統漢方研究会会員論文集の学術論文からメディア取材まで幅広い実績もあります。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。

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