あなたの体質は・・・
気虚(ききょ)タイプ
気虚(ききょ)は、漢方医学において体内の「気」(エネルギー)が不足している状態を指します。
症状は個人差がありますが、以下に一般的なものを10個挙げます。
- 倦怠感・疲れやすさ
- 息切れ・動悸
- 免疫力低下・感染症になりやすい
- 消化不良・食欲不振
- 顔色が悪い・青白い
- 声がはっきり・話すのが苦手
- ふらつき・立ちくらみ
- 冷え性・手足が冷たい
- 無気力・やる気が出ない
- 睡眠障害・寝つきが悪い、熟睡できない
これらの症状がある場合、気虚を改善する漢方薬の服用が効果的であることがあります。
症状
顔色が悪い / 疲れやすい / 無気力 / 汗をかきやすい / 食欲不振 / 声に力がない
「気」が不足している状態。エネルギーが足りていないので、疲れや倦怠感があり、体が冷えます。
胃腸も弱く、食欲不振や胃もたれ、軟便・下痢をしやすいほか、
体力もなく免疫機能も低下し、風邪を引きやすい傾向にあります。
気虚(ききょ)の人がなりやすい症状
エネルギー不足・・・過労は避けて!
とくに元気が足りていないので、仕事や勉強はほどほどにして十分な睡眠をとって過労を避けましょう。
軽い運動、空気のおいしいところでの散歩など、楽しめる趣味を見つけるのもおすすめです。
なお、胃腸が弱いために食べ物からエネルギーをつくり出せないタイプの人が多いので、
消化が良いものを食べ、良く噛んで腹八分目を心がけ、規則正しい食生活を送りましょう。
養生法
気虚(ききょ)は、漢方医学においてエネルギーが低下した状態を指します。
気虚の養生法は、生活習慣や食事、運動などを通じて、エネルギーを回復させることが目的です。
養生法を10個挙げます。
- 1. 栄養バランスの良い食事
- バランスの取れた食事摂り、必要な栄養素を補給しましょう
- 2. 食事の質にこだわる
- 消化に良い、新鮮で温かい食事を選びましょう
- 3. 適度な運動
- 適度な運動で筋力を維持し、エネルギーの生成を促進しましょう
- 4. 定期的な休息
- 十分な休息をとり、エネルギーの回復を助けましょう
- 5. ストレスの軽減
- リラクゼーションやストレス緩和法を取り入れましょう
- 6. 良い睡眠習慣
- 質の良い睡眠をとり、気力を回復させましょう
- 7. 適切な水分補給
- 十分な水分を摂取し、体内のエネルギー循環を助けましょう
- 8. 禁煙・節酒
- 喫煙や余った飲酒は避け、エネルギーの低下を防ぎましょう
- 9. 定期的な健康診断
- 健康状態を把握し、適切な対策を講じましょう
- 10. 良い環境
- 環境を整える、ストレスや過労を防ぎましょう
これらの養生法を取り入れることで、気虚の症状を緩和し、健康状態を向上させることが期待できます。
気虚の人へ提案する日常イメージ
冷たいものや生ものは避けて!
体が芯から冷えていることが多い気虚の方は、冷たい物や生ものは避け、
体を温め消化が良く、胃腸に負担がかからないものを食べましょう。
米、イモ、豆、キノコ類や牛肉、鶏肉、豚肉、ウナギ、エビなどがおすすめです。