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症例・患者様の声

40歳女性/自律神経失調症(動悸、不安感、焦燥感、イライラ)

40歳女性
2019年11月
半年前から動悸、不安感、焦燥感、嘔気が急にくる、イライラが強くなる
とのことで漢方相談されました。

1、 自律神経を安定させる漢方薬
を1種類飲んで頂きました。

漢方薬服用1ヵ月目(2019年12月)
動悸がこのところ落ち着いてきているとのこと。
時々疲れると気持ちが悪くなったりする。

漢方薬服用2ヵ月目(2020年1月)
順調とのことで、薬の量を減薬(2割減)して様子をみる。

漢方薬服用3ヵ月目(2020年2月)
気のせいかやや気分が不安定というか、なんか変な感じ、とのことで、少しストレスがかかると症状が出てくるのかもと説明させて頂く。

漢方薬服用5ヵ月目(2020年4月)
最近は順調とのことです。

漢方薬服用8ヵ月目(2020年7月)
調子が良いそうで、減薬のご提案をさせて頂きましたが、症状が出るのがこわいので、もう少し今の量を継続したいとのこと。
現在も服用継続中。

患者様のコメント

同じような症状でも漢方薬によって自分との相性があるということを実感しました。半信半疑だった漢方薬ですが、自分にあった薬、量、飲み方など一緒に考えていただき調子よく過ごせています。

漢方処方アドバイザー 西 智彦からひとこと

自律神経失調症で悩まれている患者さんは多いのですが、 似たような症状でも漢方薬の種類によって効果があったり、効果がなかったり、むしろ逆に悪くなったりするケースがあります。この患者さんが病院から処方してもらった漢方薬は、症状には合っていたのですが、中身にこの患者さんに合わない生薬が入っていたため、効果が感じられず、むしろ症状が悪化してしまいました。症状や問診での診断だけでは、本当にその方に合った漢方薬を選ぶのに限界がありますので、もっと細かい手段で漢方薬の選定が必要になって参ります。

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