漢方コラム
【全国どこからでもオンライン相談可能】「自律神経の乱れ」や「メンタル症状」でお悩みではありませんか?
卒業、入学、就職、転勤などの疲れも出始めて、ストレスや不眠を訴える人が増える時期。
めまい、肩こり、頭痛、頭が重い、手足のしびれや痛み、手足が冷える、顔がほてる、動悸、下痢、便秘、胃がおかしい、眠れない…。
日常よく起こりがちな症状ですが、いろいろ検査をしてもこれといった原因が見つからなかったり、検査結果からは症状を説明できない場合があります。
このようなとき病院では、「自律神経失調症」の可能性が考えられると診断されることが多いです。
自律神経失調症と病院で診断されたり、自分も自律神経失調症ではないか?すっきりすることが出来ずに悩まれている方が多いのではないでしょうか?
実は、西漢方薬店でも、とても相談の多いお悩みのひとつです。
・どんな治療があるのか?
・どうしたら改善されるのか?
・どこで受診すればきちんと治すことができるのか?
検査で「異常なし」といわれたり、周囲の人から、「気のせい」「怠けている」と片付けられてたり、すごく悩まれている方もたくさんいます。
自律神経失調症は、まずは病院の検査結果だけで語ることができないものだということから正しく理解することからはじめましょう。
そして諦めずに一緒に治していきましょう。
そもそも自律神経失調症とは何なのか?
ご存知の方も多いかも知れませんが、自律神経失調症とは正式な「病名」ではありません。
この自律神経失調症は、文字どおり自律神経が失調した(バランスが崩れた)状態のことを言います。
厚生労働省のホームページには、このように説明があります。
(出展:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト)
ストレスなどが原因で、自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが崩れて出る様々な症状。
自律神経失調症は、自律神経がストレスによって正常に機能しないことによって起こるさまざまな症状の総称です。
神経は「中枢神経」(脳と脊髄)と体中に張り巡らされている「末梢神経」に分けられます。
末梢神経は意思によって身体の各部を動かす「体性神経」と意思に関係なく刺激に反応して身体の機能を調整する「自律神経」に分けられます。
暑いときに手で仰ぐのは体性神経、汗が出るのは自律神経の働きです。
この自律神経は、交感神経と副交感神経という逆の働きをする2つに分かれています。
交感神経は身体を活発に動かすときに働き、副交感神経は身体を休めるときに働きます。これらが互いにバランスを取りながら身体の状態を調節していますが、このバランスが崩れることがあり、その原因として、不規則な生活によって自律神経が興奮し続けたり、ストレスによる刺激、更年期におけるホルモンの乱れ(更年期障害)、先天的要因などが挙げられます。
全身的症状としてだるい、眠れない、疲れがとれないなど、器官的症状として頭痛、動機や息切れ、めまい、のぼせ、立ちくらみ、下痢や便秘、冷えなど多岐にわたります。
精神的症状として、情緒不安定、イライラや不安感、うつなどの症状が現れることもあります。
治療法として、ホルモン剤などによる対症療法や睡眠の周期を整える行動療法などがありますが、ストレスのコントロールと生活習慣の改善(規則的な睡眠と食事)が最も大切なことです。
自律神経失調症の原因とは?
自律神経は、その時々のからだの状況に応じて、意思とは無関係に自動的に働き、体内をつねにベストの状態に保ち続ける神経です。
その自律神経のバランスが崩れる直接的な原因は特定できません。
多くは、ストレスやライフスタイルの乱れが影響していることが多々あります。
自律神経のバランスが乱れると、安静にしているのに鼓動が激しくなる、具合がよくない・・・多くの不快な症状が引き起こされます。
多くは、症状はその人の弱い部分に現れやすいのも特徴です。いくつもの症状が同時に重なったり、つらい思いをされている方も多いです。
漢方医学から見た自律神経について
漢方医学は、自律神経という考え方がない時代から続いている医学です。
もちろん自律神経失調症という言葉も存在しません。
しかしながら、精神的な過度な刺激を受け続けると身体を構成する「気・血・水」に変調が出て、五臓六腑が傷つけられ、不調が出ると漢方医学では考えられています。
その症状が現在の自律神経失調症の症状と重なる部分が多いです。
そして、いったん崩れてしまったバランスをもとに戻すのはとても困難ですので、自律神経失調症をほおっておくと、症状が悪化する場合がとても多いです
「気・血・水」とは?
生命維持に欠かせない「気・血・水」は、内蔵や器官、組織などの活動を表しています。
・気
生きるための活動や運動を支えるエネルギー源が、この「気」です。
呼吸や心臓の動き、血行を良くする、体温調節など目に見えない生命エネルギーとも考えられている大切なものです
・血
体の各器官や組織に血液や栄養を運ぶのが「血」の働きです。
血は身体にとって栄養素になります。
また「気」と「血」が調和して健康が保たれています。
・水
体内のほとんどが「水分」で構成されています。
水の働きは、内蔵や皮膚などを潤す、関節をスムーズに動かす、汗や尿を作る、老廃物を排出するなど水は健康に左右します。
この「気・血・水」の変調は病院の検査では分かりません。病院の検査でどこも異常が見当たらないのに、不調が続く、、、。
それは病院の検査では「気」を調べるという考え方が元々ありませんので、原因の追究には至りません。
漢方医学の診断では「気・血・水」の調和が取れているかを診ますので、この「気・血・水」のどの部分が異常をきたし、症状が出ているか判断し、それに対応する漢方薬で治療を致します。
西漢方薬店が考える根本改善
うつ病
心臓神経症
パニック障害
めまい
更年期障害
舌痛症
口内異常感症
喉の詰まり・咽喉頭異常感症
起立性調節障害
心因性疼痛・心因性腰痛
の方々が改善されております。
当店で実際に漢方薬を飲んで頂いた方の声です。
西漢方薬店の治療のあり方
このように当店では自律神経失調症でお困りの方のご相談が一番多いです。
自律神経失調症は漢方医学の得意分野です。
「誰もこの苦しみを分かってくれない」と一人で悩まれている方がほとんどです。
しかし、皆さん、勇気を持ってご相談されて、漢方薬で症状が改善されております。
先ずはご気軽にご相談ください。話すことから始めてみましょう。
諦めずに一緒に治していきましょうね。
この記事を書いた人
西漢方薬店 漢方処方アドバイザー
西 智彦
鍼灸師、マッサージ師の国家資格と医薬品登録販売者の資格を持つ。
臨床歴17年の経験を活かし、子供からご高齢の方々の幅広い世代のお悩み、病気の改善のお手伝いをさせていただきます。
どうぞお一人で悩まずに、気軽にご相談ください。