症例・患者様の声

30歳女性/つわり(悪阻)

30歳女性
ご主人様からのご相談で

「妊娠8週目の妻のつわりが酷く、一日中吐き気があり、胃痛も伴い、夕方にひどく痛む。
夕食後にさらに痛みが増すようで、睡眠もほとんど取れていない。
食事量も少なく、日頃の3割程度。
元々胃が弱く、胃下垂があり、24歳の時、膵腫瘍により、膵臓半分と脾臓を全摘出しています。
その後から食べ物・飲み物・薬の種類によっては胃痛があり胃薬を度々服用しています。
産婦人科、他の薬局に相談しましたが、妊娠に伴うということで処方を断られています。
本人もかなり落ち込んでいますので、処方が難しいようでしたら気休めになるような物でも頂けると非常に助かります。」

という切羽詰まったご様子での相談でした。

初回の漢方相談をさせて頂きました。

漢方相談の結果、胎児に影響を与えない胃痛に使用する漢方薬を14日分お出ししました。

漢方薬服用(2日目)
吐き気が強いとのことでしたので、漢方薬が服用出来たか確認のご連絡をさせて頂いたら、

「ご連絡ありがとうございます。昨日は飲めました。
胃痛は少なくなったのか、昨夜からは割と眠れたように見えます。
お話聞いていただけた事もあり、かなり気持ちが楽になったようです。本当に有難う御座いました。」

とのことでした。

漢方薬服用(2週間目)
「丁度頂いていた2週間分が終わりますので、もう2週間分頂きたいと思っています。
お陰様で、胃痛はかなり治まったようです。ただ、吐き気は辛く続くようです。
これは我慢するしかないのかなと、本人は言っていますが、もし何か良い物があれば教えてください。」
とのことでしたので、ショウガを使用する食養生をお伝えしました。

漢方薬服用(1ヵ月目)
「お陰様で胃痛の方はかなり良くなりました。
今は吐き気とたたかっていますが、以前より気持ち的にも落ち着いている様です。
本当に有難う御座いました。」

吐き気はまだあるそうですが、胃痛の症状が改善されたので治療終了になりました。

患者様のコメント

お陰様で、その後安定期に入り体調も落ち着いています。
いま八カ月で出産に向けて実家の方に帰っています。
本当に有難う御座いました。

漢方家からひと言

この患者さんは、初産で不安のある中で、胃痛と嘔吐がひどく、他の漢方薬局で「みんな、この苦しみを乗り越えるのだから、我慢しなさい!」といわれ、精神的にひどく落ち込まれておりました。
相談中も苦しそうで、泣きながら話されており、とてもお辛い状態だと感じました。
ご主人様もとても心配されて、奥様の為に必死に何か良い方法がないか探されているのが、とても印象に残っております。
漢方薬の効果もあるのですが、やはり精神的に落ち着かれた事も症状の改善につながったと思います。
出産まであと少しですが、母子共に無事に出産される事をお祈り致します。

※症状や効果効能は個人差がありますので、同等の効果を保証するものではありません。

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